レディ・プレイヤー1

会社で今月から始まった月一の勉強会。

地方オフィスということもあり、都心で開催されるようなビッグメンツによるセミナー等はほぼ皆無なので基本的に映画鑑賞や美術館の催しものが中心になりそうです。良質なインプットの為とは言え、経費で映画鑑賞できる会社に感謝カンゲキでございます

そして記念すべき、第一回目ですが、ちょうど公開する事もあり、『レディ・プレイヤー1』を観てきました。記憶が薄れないうちに、勉強会のレポート代わりと言っては難ですが、感想を書きたいと思います。

ネタバレ含むのでこれから観ようと思っている方は読まない方がいいです!

ちなみに鑑賞前の知識としては、公式サイトで予告編を見たのと簡単なストーリーの把握、ネットでこんなキャラが出る、出るらしいというのを読んだ程度です。

 

率直な感想は、予告編のイメージ通り面白かった~、です。約2時間30分があっという間でした。

色々なキャラクターが出てくるので観て楽しい。観た後にどこで、どんなキャラクターが出てくるのか調べたくなるので観た後の楽しい。一回じゃとてもじゃないけど把握できないから何度も観たくなる、そんな映画でした。

 

主人公含めて主要人物はオタク的な設定でしたが、割とみんな爽やか?でしたね。登場する様々なキャラクターや乗り物等もクラシックなものが多いので年齢含めてかなり幅広い層に楽しめるんじゃなかなーと思いました。先に観た方の感想として『現代版グーニーズ』と聞いたのですが、ホントその通りです。

登場するキャラクターの知識があればあるほど楽しめるのは勿論なのですが、あまり詳しくなくてもビジュアル的な派手さやストーリーの展開が飽きさせないなと。ドローンやVRのマウントといったガジェットが今市場で売られているものとデザインが変わらないのもあえて世界観が分かり易くする為だったのかなーと思ったりしました。

仮想空間と現実世界との対比が分かり易い様に現実世界があまりSF感が無いんですよね。むしろファッションとか生活感は今の延長線に近い。きっと2045年であれば自動運転とか当たり前だし、ガジェットにもっとSF感があって良いだろうと思うのですが、あまり現実世界がSF感ありすぎると仮想空間であるオアシスとのコントラストが薄れてストーリーに入りにくくなるのでレトロフューチャーな世界観にしたのかなと。だからガジェットもVRマウントとドローン、ちらっと出てくるタブレット的なものくらいに抑えてるのかなと。。

クラシックなキャラクターが多いので二十代後半~四十代男子が一番楽しめると思うのですが、クラシックキャラの理解度が低い子供でも楽しめる王道的なストーリー、設定なので親子でも楽しめる映画です。

スピルバーグってエンターテイメントに面白くするためのそこら辺のバランス感覚が抜群に良いよなーって思います。

 

個人的には、最初の鍵を獲得するためのレースで主人公が運転しているデロリアンのHUD(ヘッドアップディスプレイ)がカッコよかったです。コインを回収してエネルギーが上がってくシーンなんかは地味ながらも男心をくすぐりますね。

 

トップ5のメンツが全員同じ生活圏(オハイオ州のコロンバスの)に住んでる。

最初の鍵のヒントが図書館にあるのですが、宝探しが始まった当初、プレーヤーがこぞって図書館に殺到して血眼に探したはずなのに、5年もわからないほど難しい(見つかりにくい)ヒントか?

エンジニア系脳みそであれば絶対そんな思考回路にならないハズなんですが、お約束の様に最後は社長自ら現実世界で決着をつけようとする(インターンとして描かれてるだけでエンジニアか分かりませんが。。。)。

等々、都合のいいと言うか、ツッコミどころはありますが、全体的にバランスの良いエンターテイメントだなと思います。宇多丸師匠の批評を聞いてみたいな〜。

 

安価なもので良いからヘッドマウント買ってみよう…。

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